一般社団法人ダム工学会
 
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第18回 ダム工学会研究発表会の開催報告

 

ダム工学会学術研究発表会小委員会

 

 平成19年11月22日(木)に都内、星陵会館において第18回ダム工学会研究発表会を開催しました。発表会には100名の参加者を得て、13編の研究論文の発表と質疑応答が活発に行われました。

発表風景

会場風景

  発表論文は下記に示したとおりで、設計分野6編(基礎的研究関連3編、その他3編)、施工分野3編、維持管理2編、環境1編、技術開発分野1編と幅広い分野からの研究発表が行われました。

 今回発表された論文の特徴は、現地発生材の有効活用に関するもので、貯水池に堆積した底泥土を堤体補強の築堤材料に利用するための設計法の提案やCSGの試験施工等、建設費のコスト縮減および環境負荷軽減に役立つ技術が発表されました。
 建設から管理の時代に推移する中、堤体評価、貯水池水質対策等のダムの維持管理に関する論文の発表が、当研究発表会で行われたことは非常に有意義なことであります。
 また、貯水池の水環境の課題に対して、積極的な取組みが行われていることを発表されるなど、多彩な内容の発表会となりました。

 当日の研究発表に対して、優秀発表賞選考委員会が会場内で開催され、慎重な審査の結果、優秀発表賞として次の2編が選定され、優秀発表賞選考委員会安養寺副委員長より賞状ならびに副賞が発表者に対して授与されました。

 

【優秀発表賞】    

「益田川ダムの設計と施工」

島根県 土木部 河川課
中村 壽浩

「津軽ダムにおける水環境保全措置について」

国土交通省 東北地方整備局 津軽ダム工事事務所
  樋川 満

 

 

 ダム工学会研究発表会では優秀発表賞の選考時間を利用して、毎年、若手技術者を対象として特別講演を実施しています。

 今回の特別講演は、(独)土木研究所の地質監 平野 勇氏を講師に御招きし、常日頃考えているダムや土木のことを離れて、構造物のあり方等について、『ダムや土木、公共事業を少し離れて見つめてみませんか』と題して、講演者の主張である“シビルテクノパーク”の構想を解り易く講演していただきました。

 講演では、@一般市民などと同じ目線から、たまにはダムや土木、公共事業を見つめたり、考えたりすることも必要性について、土木技術や情報技術等の豊富な事例等を挙げられ、理論展開をなされました。

 また、講演者の主張として、「市民に気軽に現地を訪れていただき、ダムや土木の創造物の実物に触れて、感じ、楽しんでもらう“シビルテクノパーク”」の構想を発表していただきました。

第18回 ダム工学会研究発表会 発表論文一覧

1.「固化処理底泥土を用いた小規模アースダム改修時の堤体ゾーニングについて」

◆(株)フジタ 土木本部土木技術統括部  五ノ井 淳

2.「フィルダムの堤体改修(堤体補強・嵩上げ)に関する事例研究」

◆(株)フジタ 技術センター土木研究部  北島 明

3.「特記仕様書のリスク分担の提案」

◆(株)間組 土木事業本部 技術部  高橋 博

4.「貯水池水質対策としての流動制御フェンスの効果」

◆(財)ダム水源地環境整備センター 研究第2部  佐々木 稔

5.「益田川ダムの設計と施工」

◆島根県 土木部 河川課  中村 壽浩

6.「低拘束圧条件下におけるロック材料強度」

◆(独)土木研究所 水工研究グループダム構造物チーム  林 直良

7.「分布型融雪流出解析モデルによる融雪出水予測」
  【三国川ダムにおける融雪出水予測システムの構築】

◆国土交通省 北陸地方整備局 三国川ダム管理所  市山 健二

8.「森吉山ダムにおける堤体盛土の情報化施工」
  −リアルタイム施工管理システムの試行−

◆(株)大林組 土木技術本部ダム技術部  小倉 公一

9.「当別ダムにおけるCSGの試験施工について」

◆(株)ドーコン  尾山 玲

10.「津軽ダムにおける水環境保全措置について」

◆国土交通省 東北地方整備局 津軽ダム工事事務所  樋川 満

11.「第二浜田ダムにおける堆砂シミュレーションを用いた堆砂容量の検討」

◆(株)アイ・エヌ・エー 総合技術部 鈴木 伴征

12.「大山ダムにおけるトレンチ掘削による岩盤せん断試験」

◆(独)水資源機構 大山ダム建設所  小野 雅人

13.「矢作ダム堤体評価について」

◆国土交通省 中部地方整備局 矢作ダム管理所  鳥山 智弘

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