一般社団法人ダム工学会
 
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行事報告

 

 

   
 

行事報告

平成19年度東北地区現場見学会の報告

          

ダム工学会 活性化推進小委員会
東北地区部会事務局


 

 東北地区部会では、平成19年度 東北地区現地見学会を下記のとおり平成19年10月18日に長沼ダム工事現場で開催し、無事終了したので報告します。
 見学会当日は、晴天に恵まれた見学会日和となりました。現地では、迫川右岸の砂原水門の施工状況と対岸の南谷池遊水池の見学を皮切りに、長沼北側の伊豆沼からの荒川が導水路を横断する荒川水門を見学しました。次に、10月13日に定礎式を迎えたばかりの長沼主ダム本体を見学し、土取り場へ向い堤体材料を見学しました。
 ダムサイト下流の登米市北方公民館では、宮城県土木部河川課企画調査班の大内渉技術主査より「「迫川改修のあゆみ」、宮城県登米土木事務所長沼建設班の小嶋志郎技術次長(班長)より「長沼ダム概要」についてご講演を頂き、江戸時代初期の伊達藩時代からの迫川の河川改修の歴史的背景から現在に至るまでの河川計画と長沼ダムの河川計画での位置付けについてお話いただきました。
 また、東北大学の久田真准教授からは「ダム・水理構造物維持管理と耐久性」という演題でご講演いただきました。さまざまなダムや水理構造物でのコンクリートの劣化と今後のダムの維持管理への提言について大変興味あるお話を頂きました。
 参加者は、当初企画していた予定参加者を上回る48名でした。中でも今回始めて大学院生の参加があったことは今後の東北地区の活発な活動に期待が持てるものでした。
 晴天の下、ほぼ予定どおりの行程で見学会を終了することができました。
 宮城県登米土木事務所長沼建設班の皆様からは、会場の準備や現地の案内をはじめ、多大なご協力を賜りました。厚く御礼申し上げます。

 

1.開催期日:平成19年10月18日(木)(日帰り)


2.見学場所:宮城県 長沼ダム

 

3.講演会場:登米市北方公民館

4.参加人数:参加 48名

大学

大学院
生徒

国交省 民間 総計

2

2 17 7 20 48


 

.見学会 及び講演会の内容

項 目 時 刻 内  容 備  考
講演会
(登米市北方公民館にて)
11:00〜
11:45
「迫川改修のあゆみ」

宮城県 土木部
 河川課 企画調査班
  大内 渉 技術主査

現場見学
(長井ダム本体・原石山)
12:40〜
13:00
「長沼ダム概要」

宮城県 登米土木事務所
 長沼ダム建設班
  小嶋志郎 技術次長(班長)

現場見学
(長沼ダム)

12:40〜
14:30
約2時間

公民館→@砂原水門・超流堤(降車)→A導水路(バス内より)→B荒川サイフォン(降車)→C主ダム(降車)→D土取り場(降車)→公民館

講演会
(登米市北方公民館にて)

14:40〜
15:25
「ダム・水理構造物維持管理と耐久性」

東北大学 大学院工学研究科
 久田 真 准教授

 

6.状況写真

 


東北大学京谷先生 からの開会挨拶


宮城県土木部大内主査からの講演


東北大学久田先生からの講演


宮城県土木部小島技術次長からの現地説明(砂原水門)


長沼主ダム


土取り場


導水路


荒川サイフォン


長沼主ダム


土取り場


現地見学後の集合写真

 

 

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