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ダム工学会「北海道におけるコンクリートダムの歴史」
研究発表会の開催報告について

 

ダム工学会北海道地区連絡会幹事


  ダム工学会北海道地区連絡会では地域活動として「北海道におけるコンクリートダムの歴史」冊子の編集作業に取り組んできましたが、今年度完成しましたので、その成果を報告すべく7月24日に研究発表会を開催しました。
 研究発表会は2部構成となっており、まず、「北海道におけるコンクリートダムの歴史(先人に学ぶこと)と新たなダムの建設に向けて」と題した研究発表を行いました。
 冊子は、2005年度までに竣工した北海道の72のコンクリートダムについて、時代背景や設計、施工、材料、役割と効果などの観点からまとめていますが、編集に中心的な役割を果たした委員の中から、行政、施工業者、設計コンサルタント各1名が代表してその内容の説明を行いました。
 その後、財団法人ダム技術センター顧問の藤澤侃彦氏の「台形CSGダムの設計と施工について」と題した基調講演が行われ、環境に優しい新しいダム型式である台形CSGダムの特徴を、重力式ダムとの比較において分かりやすく説明いただきました。
 北海道には現在、台形CSGダムによる計画が4ダムあるため、非常に関心が高く100名の募集に対し約150名の応募があり、大変盛況な発表会となりました。
 冊子の編集および研究発表会開催に当たり、大沼博志委員長(北海道大学大学院工学研究科教授)、藤澤侃彦氏をはじめ関係各位には多大なご協力・ご指導を賜りました。厚くお礼申し上げます。


 研究発表会の概要は次の通りです。


1.開催日時:平成19年7月24日(火)13:30〜16:40

2.開催場所:札幌ガーデンパレス

3.参加人数:149名
   大学1名、官26名、財団7名、建設会社コンサルなど115名

4.プログラム
  開会挨拶:委員長 大沼博志

          (北海道大学大学院工学研究科教授)
  研究発表:「北海道におけるコンクリートダムの歴史

       (先人に学ぶこと)と新たなダムの建設に向けて」
    発表者 山下弘市(元北海道開発局)

        上田勝幸(元大成建設)
        福本哲夫(株式会社ドーコン)
  基調講演:「台形CSGダムの設計と施工について」
    講演者 藤澤侃彦(財団法人ダム技術センター顧問)


5.状況写真

 


大沼 博志氏(北海道大学 大学院教授)による開会挨拶

 


満員の会場内

 

研究発表の様子

 

上田勝幸氏(元大成建設)

 


山下弘市氏(元北海道開発局)

 


藤澤侃彦氏(ダム技術センター顧問)による基調講演の様子

 


※当日の模様は、7月26日付け北海道建設新聞に掲載されました。
 

 

 

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