平成21年7月30日(金)に国土交通省 関東地方整備局 湯西川ダムにおいて見学会を開催しました。
第3回目となる今回は、過去に行った参加者アンケートでも希望が多かったダム施工現場の見学が初めて実現し、学生28名、建設コンサルタント8名、施工業者5名、一般4名の合計45名と多くの方に参加いただきました。
集合場所の上野駅出発時には小雨がぱらつき天候が危惧されましたが、午後には雨も上がり夏場にしては過ごしやすい気候での見学会となりました。
湯西川ダム工事事務所に到着後、工事事務所の高橋所長にご挨拶を頂き、その後、工事課の須田課長に現在の施工状況等をご紹介頂きました。
その後、ダムサイトに移動し、上部工を施工中の付替県道14号橋(ポステン方式PC2径間連続箱桁橋)と基礎掘削が完了しコンクリート打設開始を9月1日に控えたダム本体工事現場を見学しました。
付替県道14号橋では、工事事務所の武藤専門官に設計・施工の概要をご説明頂いたのち、施工を担当されている株式会社富士ピー・エスの方々に施工中の箱桁の内部まで案内して頂きました。
また、ダム本体では本体工事を担当されている鹿島・清水特定建設工事共同企業体の方々にコンクリート製造・打設設備や基礎掘削が完了して打設開始を待つばかりとなった河床部を案内して頂きました。
現場見学後に開催した意見交換会では、工事事務所の渡邉副所長、須田工事課長にアドバイザーとして参加頂き、参加者からの質問に対して懇切な回答や現場での経験を踏まえた貴重なご意見を頂戴しました。
今回も学生・若手技術者を対象として開催しましたが、見学時や意見交換会では参加者からダムの計画から設計・施工方法等に至るまで活発な意見や質問等が出るなど、大変有意義な見学会となりました。
プログラム
湯西川ダム見学会
事務所長からのご挨拶(湯西川ダム工事事務所会議室)
湯西川ダム工事事務所 高橋 政則 所長
湯西川ダム概要説明
湯西川ダムの概要説明状況 須田工事課長
付替県道14号橋工事現場の見学
付替県道14号橋上部工工事の概要説明状況 武藤専門官
主桁配筋状況の見学
上部工箱桁内の見学
上部工箱桁内での現場説明
湯西川ダム本体工事現場の見学
湯西川ダム本体工事の概要説明
本体基礎の説明状況
本体基礎の見学状況@
本体基礎の見学状況A
意見交換会(湯西川ダム工事事務所会議室)
→ 意見交換会の発言内容は こちらへ
会場の様子
参加者からの質問の様子@
参加者からの質問の様子A
アドバイザーとして参加頂いた渡邉副所長(左)、須田工事課長(右)
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