平成22年8月3日(火)に,ダム工学会若手の会の主催で国土交通省 関東地方整備局 湯西川ダムにおいて“若手技術者のためのダム見学会”を開催しました。
第4回目の開催となった今回は,学生33名,建設コンサルタント8名,施工業者4名,その他7名,合計52名が参加者し,前回(H21.7.29)と同様に,建設が進む湯西川ダムを見学しました。
午前8時30分に上野駅を出発し,途中で川治ダムを見学し12時頃に湯西川ダム工事事務所に到着しました。到着時は小雨がぱらつき天候が危惧されましたが,その後は雨も止み,夏場としては過ごしやすい中での見学会となりました。
現地見学前には,湯西川ダム工事事務所の須田工事課長より湯西川ダムの事業概要や現在の工事進捗状況についてご説明頂きました。写真@A
その後,現場に移動し,右岸天端,堤体下流,堤体打設面でダムの施工状況を見学しました。写真B〜I。右岸天端では,ダム展望所・コンクリート試験室・バッチャープラントを見学しましたが,工事を担当している鹿島・清水特定建設工事共同企業体の方々からの工事の効率性や品質管理についての説明を熱心に聞きながら,見学していました。堤体下流では,高さ119mのうち49mの高さまで工事が進んでいるダムを見学し,その後,堤体を背景に記念撮影を実施しました。堤体打設面では,RCD工法による打設で堤体が打ち上がっていく状況を間近で見学することができました。
現場見学後に開催した意見交換会では,湯西川ダム工事事務所の須田工事課長や鹿島建設の方々にアドバイザーとして参加頂き、参加者からの質問に対して懇切な回答や現場での経験を踏まえた貴重なご意見を頂戴しました。写真J〜L。
今回も学生・若手技術者を対象として開催しましたが,見学時や意見交換会では参加者からダム建設にかかる活発な意見や質問等があり,また参加者へのアンケートでも多くの方が満足したとの結果で,大変有意義な見学会となりました。
概要説明(湯西川ダム工事事務所 会議室)
@湯西川ダム工事事務所 須田工事課長の挨拶
A概要説明の際の参加者
湯西川ダム建設現場での見学
B展望台から撮影した全景
C展望台での概要説明
D展望台からの見学状況
E試験室での見学・説明状況
F堤体下流での記念撮影
G打設面での見学
H打設面での見学
I堤体の打設状況
意見交換会(湯西川ダム工事事務所 会議室)
→ 意見交換会の発言内容は こちらへ
J意見交換会会場の様子
K参加者からの質問
Lアドバイザーとしてご参加頂いた方々
(左より湯西川ダム工事事務所須田課長,
本体建設工事JV事務所 戸澤課長、松永さん,川中さん,大内所長)
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