一般社団法人ダム工学会 企画運営員会
活性化推進小委員会 九州地区連絡会 幹事
ダム工学会九州地区連絡会では、今年度で10回目となる現場見学会および講演会を、去る平成 26 年 10 月 3 日(金)に「新曾木発電所」「鶴田ダム(国交省)」にて開催し、無事終了しましたので御報告致します。
当日は、天候にも恵まれ、遠方での見学会・講演会の開催となったにも関わらず、多方面から多くの方々にご参加頂きました(大学(0名)、官公庁(4名)、民間(20名)の計24名)。
午前は、伊佐市観光拠点施設で新曾木水力発電株式会社 今屋憲俊氏より、新曾木発電所についてご説明を頂きました。また、新曾木発電所が完成するまでをとりまとめた映像も見せて頂きました。
次に、新曾木発電所に移動し、取水口、スクリーン、発電所等の各施設について今屋憲俊氏より現場見学に合わせたご説明をいただきました。
午後からは鶴田ダムに移動し、講演会と現場見学会を開催しました。
講演会は、鶴田ダム管理所情報館において、A国土交通省九州地方整備局川内川河川事務所 川元壊二工事課長より、鶴田ダム再開発事業の概要についてご講演いただきました。
引き続き、@一般財団法人ダム技術センター川崎秀明首席研究員より「ダムの最新技術動向」と題して、総合点検、予防保全・劣化予測、堤体の劣化についてご講演を頂きました。
最後に、B鹿島・西松特定建設工事共同企業体 鶴田ダム施設改造工事事務所 滝口紀夫 事務所長より、鶴田ダムの施設改造及び増設減勢工工事についてご講演いただきました。
次に鶴田ダムの再開発工事現場に移動し、国土交通省九州地方整備局川内川河川事務所 川元壊二工事課長より、現場見学にあわせたご説明を頂きました。
鶴田ダムの現場見学は、まず放流管増設工事に伴う堤体削孔現場を見学しました。次に天端に移動し、新工法である浮体式仮締切の見学した後、再開発現場を一望しました。
以上のとおり、新曾木発電所では取水口、スクリーン等の各施設の見学、鶴田ダムでは堤体掘削現場等の再開発事業の見学を行い、ほぼ予定どおりに一日の行程を終了することができました。
最後になりましたが、本見学会および講演会を開催するにあたり、国土交通省川内川河川事務所工務課、国土交通省川内川河川事務所鶴田ダム管理所、新曾木発電所株式会社、鹿島・西松特定建設工事共同企業体
鶴田ダム施設改造工事事務所の皆様方、一般財団法人ダム技術センターの川ア秀明首席研究員には、ご多忙中にもかかわらず多大なご協力を賜りました。厚く御礼申し上げます。
1.開催期日 : 平成26年10月3日(金)
2.講演会場 : 鶴田ダム管理所 情報館
3.見学場所 : 新曾木発電所、鶴田ダム(国交省)
4.参加人数 : 24名
大 学 |
官公庁 |
民 間 |
計 |
0名 |
4名 |
20名 |
24名 |
5.見学会および講演会の内容
6.現場見学会および講演会写真
新曾木発電所 施設説明時の様子
新曾木発電所 施設見学時の様子
新曾木発電所 施設見学時の様子
新曾木発電所 施設見学時の様子
国土交通省川内川河川事務所 川元壊二工事課長によるご講演
一般財団法人ダム技術センター 川崎秀明首席研究員によるご講演
鶴田ダム現場見学会の様子(川元壊二工事課長による説明)
鶴田ダム現場見学会の様子(放流管増設)
鶴田ダム現場見学会の様子(堤体削孔)
鶴田ダム現場見学会の様子(放流管増設)
鶴田ダム現場見学会の様子(増設減勢工工事)
鶴田ダム現場見学会の様子(増設減勢工工事、上流より望む)
鶴田ダム現場見学会の様子(浮体式仮締切上部、ダム天端より望む)
鶴田ダム現場見学会の様子(再開発工事、ダム天端より望む)
現場見学会および講演会 参加者集合写真
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