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ダム工学会〝with Dam☆Night in kyusyu″開催報告
一般社団法人ダム工学会 企画運営委員会
活性化推進小委員会 九州地区連絡会 酒井 匠
4.講演
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(1) 新人どぼ女(ドボジョ)のダム建設体験記
最初の講演は、「新人どぼ女(ドボジョ)のダム建設体験記」と題し、大分川ダム工事事務所調査設計課の津口裕己乃さまより、大分川ダム建設における事業者としての活動体験をご紹介いただきました。
まずは、大分川ダムの概要から始まり、配属当時から現在の施工状況、環境巡視状況・猛禽類調査状況・現場監督といった就業中の状況、さらに地域住民と協働するフラワー大作戦・里まつりへの参加、建設現場で企画される大分川ダムサファリパークへの参加紹介等、ダムを楽しみましょうという呼びかけで体験を紹介いただいています。
平成28年9月段階にて、堤体積の約半分となる200万m3の築堤が完了したとのことで、建設中の大分川ダムへの見学をお待ちしておりますとのご案内をいただきました。
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津口さまによる講演状況 |
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(2) いつもイキイキ!けんせつ小町!
次の講演は、「いつもイキイキ!けんせつ小町!」と題し、大成建設・フジタ・岡本土木特定建設工事共同企業体の手嶋菜美さまより、ダム施工担当者としての毎日の就業状況をけんせつ小町の一日として紹介いただきました。
堤体の初打設が2015/7/31というのに2016/10/20段階で30万m3(堤体積の約7割)のコンクリート打設が完成したとのことで、RCD工法採用ダムの工事進捗は早いものです。ご紹介の中でRCDコンクリートの打設状況を動画の早送り再生で見せていただき、具体的な施工方法が参加者に良くご理解いただけたのではないかと思います。
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手嶋さまによる講演状況
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(3) まずはダムに行ってみよう!
最後の講演は、「まずはダムに行ってみよう!」と題し、ダム愛好家であるShotaro.Aさまより、自己紹介をはじめ、ダム愛好家として活動開始のきっかけ、さらにGoogle+ダムコミュニティー管理メンバーへの昇格といった活動状況をご紹介いただきました。
また、Shotaro.Aさんの身近に意外とダム関係者がいらっしゃるとのことで、ダム愛好家は探せばまだまた居るとのお話でした。また、ご家族とのダム見学体験のお話から始まり、娘さんに川の名前を付けたエピソードなど、ダム愛好家ぶりをご紹介いただきました。
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Shotaro.Aさまによる講演状況 |
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5.報告
続いて、「九州のダム・水源地は地域にどのように親しまれている?」と題し、ダム工学会九州地区連絡会ダム好学ワーキンググループの福田氏より、ダムを地域の資源とし、風景(風土と風景)として活かしていく方法はないだろうかという提起で報告をいただきました。
ダム好学の定義はまだ定められていないようですが、1)ダムを見て/知って好きになり、そして学ぶ 2)ダムを経験(設計・施工)してダム好きな技術者から学ぶ
3) ダム好き人(ダムマニア・第三者)からダムの面白さを学ぶ 4)ダムを好きになる 5)ダムを学びたい・・・? を起点として活動していきたいとのご報告でした。
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福田氏による報告状況
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6.イベント
(1) 2016九州ダムフォトコンテスト審査発
九州ダムフォトコンテストは、より多くの方にダムに親しんで頂き、ダムの役割や自然との調和について知って頂くことを目的として実施しています。
本年は、14作品の応募を頂き、高齢者・主婦など一般の方からの応募も増加ました。その中から、最優秀賞は「星と稲葉ダム」のタイトルで応募頂いた三谷さま(2ヶ年連続受賞)、優秀賞は「『夏の日』の班蛇口湖」のタイトルで竜門ダムダム湖の写真を応募頂いた鵜木さまが受賞されました。受賞者には、会場にて表彰盾を授与するとともに賞品をお渡ししました。
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審査発表状況(wDN実行委員会 太田副委員長)
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最優秀賞作品「星と稲葉ダム」 |
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優秀賞作品「『夏の日』の班蛇口湖」 |
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(2) フィナーレ[ダムjackpot]
フィナーレは、wDN実行委員会の片山副委員長とkaedeさんの司会のもと、九州のダムを紹介しながらビンゴゲーム「ダムjackpot」を行いました。ビンゴゲームの準備にあたって、ダム工学会九州地区連絡会および九州のダム施工現場から、数多くの賞品をご提供頂きました。一番人気は、ダム建設現場で働く大型重機のミニチュアモデルのようです。また、ダム現場技術者を主人公としたビジネスドラマ漫画として10/21に発売されたばかりの『昼間のパパは光っている』を9冊ご提供いただき、これもビンゴの賞品としました。
昨年と同様、大盛況の中でのフィナーレとなりました。
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閉会挨拶(wDN実行委員会 矢野委員長)
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7.懇親会
懇親会では、一般参加者をはじめ、ダム事業関係者、ダム愛好家、学生の多くの方に参加頂き、交流の場を提供いたしました。
会場では、「with DAM ★ Night in Kyushu」の開催結果評、ダム見学者を増加させるためには・・・、ダム愛好家がどこにいるのか・・・、色々と話題に尽きることもなく、来年の開催内容にまで話が及んだようです。
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懇親会の状況 |
8.さいごに
本年の開催にあたり、開催タイトルを昨年の「with DAM ★ Night in Kyusyu」から「with DAM ★ Night in
Kyushu」に改名しております。九州のローマ字は、提示機関によって「Kyusyu」と[Kyushu]が使い分けられており、開催初年度から議論し提示しておりましたが、今年度、議論が再燃し、変更することに致しました。
より多くの一般の方に参加して頂けることを目指し、昨年度と同様に土曜日の開催とし、会場も天神駅近くのビルで行いました。広報面では、広報誌への案内掲載や、後援頂いている各機関へのHP掲載を依頼するなど、従来のポスター・チラシ以外の方法も積極的に行いました。また、今年から申し込みをダム工学会HPで申し込みできるようにしました。その甲斐あって、一般の方の参加申し込みが増加しました。
参加者には、今回のwDNについてアンケートをお願いしましたが、柔らかい雰囲気のなかで現場の方や、ダム愛好家の話を聞けたことについて概ね好評を頂けた点は、イベントの趣旨がご理解いただけたものと、うれしく思っております。一方で、時間配分へのご指摘や、一部マニアの方には物足りなかったといったご意見などを頂いており、次年度の開催に向け、再考していきたいと思います。
最後になりましたが、今回のwDNinKyushuを開催するにあたり、(一社)ダム工学会、(一社)九州地方計画協会、国土交通省九州地方整備局、福岡県、福岡市、(公社)土木学会西部支部、(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部、(一社)日本建設業連合会九州支部、
(一財)日本ダム協会、ダム工事総括管理技術者協会、御講演者の皆様など、関係各位に多大なご協力を頂きましたこと、厚く御礼申し上げます。 |