ダム工学会九州地区連絡会において、「with DAM ★ Night in Kyushu」を平成28年10月29日(土)に福岡市中央区天神ビル会議室にて開催いたしましたので、以下に報告致します。
1.はじめに
「with DAM ★ Night 」は、一般の方々とダム技術者・研究者やダムファンとの交流の場を提供することで、ダムに関する基礎知識や情報を社会に広く適切に伝え、ダムに親しんでもらえるように、平成22
年(2010 年)より始まりました。
九州地区でのwDN開催は、平成26年度から活動を開始し、本年度で3回目を迎えています。特に九州地区では、「一般の方々にダムの魅力をより解り易く伝え、より多くの方にダムを理解いただき、そしてダムへ行って頂きたい」と言う願いをもって、活動しているところが一番の特徴となっています。
7.懇親会
懇親会では、一般参加者をはじめ、ダム事業関係者、ダム愛好家、学生の多くの方に参加頂き、交流の場を提供いたしました。
会場では、「with DAM ★ Night in Kyushu」の開催結果評、ダム見学者を増加させるためには・・・、ダム愛好家がどこにいるのか・・・、色々と話題に尽きることもなく、来年の開催内容にまで話が及んだようです。
懇親会の状況
8.さいごに
本年の開催にあたり、開催タイトルを昨年の「with DAM ★ Night in Kyusyu」から「with DAM ★ Night in
Kyushu」に改名しております。九州のローマ字は、提示機関によって「Kyusyu」と[Kyushu]が使い分けられており、開催初年度から議論し提示しておりましたが、今年度、議論が再燃し、変更することに致しました。
より多くの一般の方に参加して頂けることを目指し、昨年度と同様に土曜日の開催とし、会場も天神駅近くのビルで行いました。広報面では、広報誌への案内掲載や、後援頂いている各機関へのHP掲載を依頼するなど、従来のポスター・チラシ以外の方法も積極的に行いました。また、今年から申し込みをダム工学会HPで申し込みできるようにしました。その甲斐あって、一般の方の参加申し込みが増加しました。
参加者には、今回のwDNについてアンケートをお願いしましたが、柔らかい雰囲気のなかで現場の方や、ダム愛好家の話を聞けたことについて概ね好評を頂けた点は、イベントの趣旨がご理解いただけたものと、うれしく思っております。一方で、時間配分へのご指摘や、一部マニアの方には物足りなかったといったご意見などを頂いており、次年度の開催に向け、再考していきたいと思います。
最後になりましたが、今回のwDNinKyushuを開催するにあたり、(一社)ダム工学会、(一社)九州地方計画協会、国土交通省九州地方整備局、福岡県、福岡市、(公社)土木学会西部支部、(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部、(一社)日本建設業連合会九州支部、
(一財)日本ダム協会、ダム工事総括管理技術者協会、御講演者の皆様など、関係各位に多大なご協力を頂きましたこと、厚く御礼申し上げます。