平成29年度九州地区現場見学会　開催報告

　
平成29年度　九州地区現場見学会及び講演会　開催報告

　　　　　　　　　　　　　　　　　一般社団法人ダム工学会　企画運営員会
　　　　　　　　　　　　　　　　活性化推進小委員会　九州地区連絡会　幹事

　

　ダム工学会九州地区連絡会では、今年度で13回目となる現場見学会および講演会を、去る平成29 年10 月 6日（金）に「小石原川ダム」にて開催し、無事終了しましたので御報告致します。　

　当日は、あいにくの天候でしたが、遠方での見学会・講演会の開催となったにも関わらず、多方面から多くの方々にご参加頂きました（大学（0名）、官公庁（3名）、民間（33名）の計36名）。
　午前は、小石原川ダム本体建設工事事務所（会議室）で講演会を開催しました。　
　講演会は、①.一般財団法人ダム技術センター加藤宏基技術第二部長より、「ダム総合点検について」と題して、ダム総合点検、「河川・ダム健全性の評価結果」の公表、「ダム再生ビジョン」の策定、ダム再生事業新規採択時評価、九州北部豪雨についてご講演いただきました。
　引き続き、②.ダム工学九州地区連絡会大塚久哲会長より「最近のダム工学の話題」と題して、ダムの維持管理、コンクリートダムの補修・補強事例、水力発電、ダム工学会九州地区連絡会の近年の活動についてご講演を頂きました。
　午後からは、午前に引き続き講演会を開催し、講演終了後、現場見学会を開催しました。
　講演会は、③.独立行政法人水資源機構朝倉総合事業所日野浩二所長より、小石原川ダムの概要についてご講演を頂きました。
　最後に、④.鹿島・竹中・三井住友特定建設共同企業体小石原川ダム本体建設工事事務所伊阪大輔所長より小石原川ダムの施工についてご講演を頂きました。
　次に小石原川ダム建設工事現場に移動し、現場見学を行いました。
　小石原川ダムの現場見学は、まず左岸側の展望台でダムサイト施工状況を一望しました。その後右岸側河床部に移動し、河床部の施工状況を見学しました。
　以上のとおり、小石原川ダムでは建設工事現場の見学を行い、ほぼ予定どおりに一日の行程を終了することができました。
　最後になりましたが、本見学会および講演会を開催するにあたり、独立行政法人水資源機構朝倉総合事業所の日野浩二所長、鹿島・竹中・三井住友特定建設共同企業体小石原川ダム本体建設工事事務所の伊阪大輔所長及び皆様方、一般財団法人ダム技術センターの加藤宏基技術第二部長には、ご多忙中にもかかわらずには多大なご協力を賜りました。厚く御礼申し上げます。

１．開催期日：平成29年10月6日（金）

２．講演会場：鹿島・竹中・三井住友特定建設共同企業体
　　　　　　　　小石原川ダム本体建設工事事務所(会議室）

３．見学場所：小石原川ダム建設工事現場

４．参加人数： 36名