令和４年度九州地区現場見学会　開催報告

　　　　　　　　　　　　　　　　　一般社団法人ダム工学会　企画運営員会
　　　　　　　　　　　　　　　　活性化推進小委員会　九州地区連絡会　幹事

　

　ダム工学会九州地区連絡会では、今年度で17回目となる現場見学会を、令和4年11月29日（火）に｢立野ダム｣にて開催し、無事終了しましたので御報告致します。

１．はじめに

　ダム工学会九州地区連絡会では、一般・学生の方々、ダム技術者・研究者およびダムファンに、ダム現場見学や講演会の場を提供することで、ダムに関する基礎知識や情報を社会に広く適切に伝え、ダムに親しんでもらえるようにとの思いから始めました。
本年度は、九州地方整備局立野ダム工事事務所にて建設が進められている、白川水系白川の流水型ダム見学を開催し、盛況のうちに無事終えることができましたので、以下に実施した概要をご報告いたします。

２．見学会の概要

　● 見学日時および見学場所
　　　開催日：令和4年11月29日（火曜日）
　　　場　　所：立野ダム

　● 参加者：14名

　29日（火曜日）の当日は、朝11:45にJR博多駅筑紫口で集合し、小型バスで熊本県の白川水系に向けて出発しました。
　現地到着後、あそ立野ダム広報室にて、立野ダムの特徴や、ダム建設の経緯、今後の施工計画・イベント等について説明をいただいた後、施工現場では、ダム上流面を右岸側から見学し、施工状況について説明をいただきました。

　立野ダムは、九州地方整備局立野ダム工事事務所にて建設が進められている、白川水系白川の流水型ダムです。

　今年度は、昨年度の現地見学会にて、オンラインで見学した立野ダムについて、実際に現地に赴き、工事現場を見学することができました。
　新型コロナウイルスの影響で、昼食等、参加者同士の交流の場は減ってしまったものの、3年ぶりの現地見学会を開催でき、大変嬉しく思います。
　移動時間が長かったことや幹事の不手際もあり、参加者の方には何かとご迷惑をお掛けしたかと思いますが、普段見ることができないところが随所にあって、皆さんに楽しんで頂くことができました。これも、九州地方整備局立野ダム工事事務所ならびに関係各位に多大なご協力を頂いたことと厚く御礼申し上げる次第です。