一般社団法人ダム工学会 活性化推進小委員会中国・四国ブロック
中電技術コンサルタント 株式会社 田中 晶生
「令和5年度 ダム工学会(中国・四国地区)現地見学会および講演会」において、下記のとおり無事開催・終了いたしましたので、ご報告いたします。
<現地見学会および講演会 概要>
1.期日 |
令和5年11月16日(木) |
2.見学場所 |
平瀬ダム (山口県岩国市錦町広瀬) 試験湛水中 |
3.講 演
講 師 |
「導流談議、洪水吐きの導流壁と導流トンネル」 |
一般財団法人ダム技術センター 技師長 川ア 秀明氏 |
4.参加人数 |
20名(ゼネコン、コンサルタント、電力) |
5.平瀬ダムの概要 |
(山口県 錦川総合開発事務所 建設課 課長 吉岡 進氏) |
【講演会(錦ふるさとセンタ―)】 |
一般財団法人ダム技術センター 技師長 川ア 秀明氏より「導流談議、洪水吐きの導流壁と導流トンネル」と題してご講演いただきました。
本講演では流入部から導流部を対象に経常的な違いを主体にお話しいただきました。内容は、重力式ダムにおける導流壁発展の経緯、開水路式トンネル洪水吐きの形状や構造について、貴重な写真を交えながら紹介していただきました。 |
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写真1 川ア 秀明氏講演会の様子 |
山口県 錦川総合開発事務所 建設課 課長 吉岡 進氏より「平瀬ダムの概要」についてご説明いただきました。
設計では監査廊と堤体表面との位置関係を精査し、ひび割れ防止のための補強鉄筋を配置する、施工ではコンクリート製造から養生までのひび割れ対策を適切字実施する等の留意点についてお話しいただきました。また、試験湛水では、試験湛水ゲートの閉塞に大変苦慮された事例を紹介いただき、設計での教訓として受けとりました。
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写真2 吉岡 進氏説明の様子 |
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