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行事報告
2月2日(金)、星陵会館(東京)において第12回ダム工学会講習会を開催。開会にあたり、北川正男講習会委員長(三井住友建設ダム技術部長)は「温故知新」というタイトルを説明。「河川の歴史性に着目した。河川は歴史、道路は未来という側面がある。道路は町と町を結ぶ目的で山野に新たに作られる、一方、河川整備は過去の洪水や渇水をもとにして作られる。 |
河川には母なる川、暴れ川などの物語がある。河川事業に携わる技術者は、地域の歴史から事業や自らの位置づけを調べて、考えて、発信して欲しい。このサイクルを回すことがダム広報の原点。ダム工学は、自然科学はもとより、社会科学や人文科学なども取り入れて幅広い観点からの位置づけが必要ではないか。今日の講習会には、たくさんの種・シーズがあるので情報発信に役立てて欲しい」と語った。 |
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◇◆◇◆◇プ ロ グ ラ ム◆◇◆◇◆
1.「フィルダムの安全管理」 |
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ダム工学会フィルダム研究部会 |
内田 善久
森 秀人 |
2.「中小規模ダムの堆砂問題について」 |
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(株)三祐コンサルタンツ 取締役 九州支店長 |
千原 英司 |
・昼休み 記録映画上映
「長井ダムの建設 コンクリート運搬設備とRCD工法」 |
3.「ダム人間模様」 |
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作 家(河川環境管理財団 客員研究員) |
高崎 哲郎 |
4.「長井ダムのRCD工法」 |
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(株)間組 長井ダム出張所長 |
三浦 健二 |
5.「ダム事業のマネジメントシステム」 |
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東京大学教授 |
小澤 一雅 |
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内田 氏
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森 氏
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千原 氏
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高崎 氏
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三浦 氏
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小澤 氏
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各テーマ80分、熱にこもった講演 |
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