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現地見学会 案内
ダム工学会 第37回ダム現地見学会のお知らせ
ダム工学会は社団法人日本大ダム会議との共催でダム現地見学会を下記のとおり開催します。
昨今、国内の建設市場はダム建設を含め縮小の一途であるが、一方でアジア地域をはじめ発展途上国を中心に今後の社会資本整備のニーズが高く市場の拡大が見込まれており、海外市場への積極的な展開が期待されています。
ダムの分野における我が国の建設技術レベルは高く、RCD工法、台形CSGダムの設計・施工、既設ダムの大規模な再開発、堆砂対策技術、ICT施工といった我が国で開発され発展した技術は世界に誇れるものであると共に、発電事業においても建設から運営に亘るまで大きな能力を持ち、これらの技術・経験をベースに海外のダム事業への技術協力や事業参入が期待されています。
しかしながら、ダムにかかわらず建設市場としての海外案件の現状をみると、外国企業との競争環境は極めて厳しい状況にあり、受注した案件でも海外案件特有の様々なリスクを抱えているのが実情です。
このため、ダムの分野について、事業参入の検討段階での的確なプロジェクト評価を含めたリスク管理・分担などの課題の抽出と対応策の検討、海外で日本のダム技術を展開する場合の設計・施工体制のあり方や海外工事特有のリスクへの対応、ファイナンス等に対する官の支援も含めた体制のあり方等についての検討を深めていかねばならないと思います。
この様な状況に鑑み、日本のダム施工技術が海外においてどのように利用されているか、さらにはこれらを基にどのように応用・改善されているかを含め、前記検討を深める一助として、今回はRCD工法により施工されている韓国・漢灘江ダムとその近傍の郡南洪水調節ダムの見学を計画しました。
今回の見学会は坂本忠彦・(社)日本大ダム会議会長に団長をお願いすると共に、御講演をいただき設計・施工上の課題について学習します。また、K water−韓国水資源公社・鄭相仁(チョン
サン イン)所長による講演もお願いしているところです。
多数の会員の皆様の参加を頂きたく、ご案内いたします。
なお、本見学会は(社)土木学会のCPD認定プログラムとして開催します。
記
1.期 日
平成23年10月26日(水)〜28日(金) (2泊3日) |
2.見学ダムの所在地、目的、貯水池及びダムの諸元、事業者
漢灘江
洪水調節
ダム |
所在地 韓国京畿道 左岸:抱川郡、右岸:漣川郡
目 的 洪水調節
(流域面積 1,279 km2(漢灘江)、有効貯水容量 270,000千m3)
型 式 重力式コンクリートダム(穴あきダム)
韓国初のRCD工法による施工
ダム高さH=83.5m、堤頂長L=690.0m
事業者 K water 韓国水資源公社
工 期 2006年〜2012年 |
郡南
洪水調節
ダム |
所在地 韓国京畿道 漣川郡(左右岸共)
目 的 洪水調節
(流域面積 4,191 km2(漢灘江)、有効貯水容量 720,000千m3)
型 式 重力式コンクリートダム(穴あきダム)
ダム高さH=26.0m、堤頂長L=658.0m
事業者 K water 韓国水資源公社
工 期 2005年〜2010年 |
3.募集人員
40名((社)日本大ダム会議と(社)ダム工学会の合計数)
最小催行人数:20名 |
4.集合・解散
現地参加を認めます。但し、金浦空港での集合時間は厳守です。
(計画中につき今後変更があり得ます)
集 合 |
以下の2箇所を予定しています。
10月26日(木) @ 8:00 羽田空港国際線出発ロビー
A12:20 金浦空港国際線到着ロビー
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解 散 |
以下の2箇所を予定しています
10月28日(金) @13:30 金浦空港国際線出発ロビー
A18:30 羽田空港国際線到着ロビー
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5.行 程
10月26日 |
羽田空港集合 8:00 〜 羽田(発)10:00 〜 金浦空港(着)12:20
金浦空港集合者 : 国際線到着ロビー集合 12:30
金浦(発)13:00 〜 連川(着)17:30 連川 泊
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10月27日 |
連川(発)8:30 〜 漢灘江ダム(着)9:30 ・・・漢灘江ダム見学・質疑応答
漢灘江ダム(発)11:00 〜 郡南ダム(着)13:00・・郡南ダム見学・質疑応答
郡南ダム(発)14:00 〜台風展望台(着)15:00 〜ソウル市内ホテル(着)18:00 |
10月28日 |
ホテル(発) 9:00 〜 清渓川等ソウル市内視察 〜 レストラン(着)12:00
レストラン(発)13:00 〜 金浦空港(着) 13:30 ・・・ 現地参加者 解散
金浦空港(発)15:30〜 羽田空港(着)17:35 ・・・・・18:30 解散 |
6.携
行
品
作業服、雨具(汚れてもよい靴でお願いします。)
服装は自由ですが観光旅行ではありませんので、その点ご留意下さい。 |
7.参
加
費
(往復交通費・宿泊費・食事代(朝食2回・昼食2回・夕食2回)・貸切バス
借上げ費・添乗員費用・郵便料等募集経費・保険料等実施諸経費、他
)
ダム工学会会員 |
75,000円 |
同 上 (金浦空港集合者) |
36,000円 |
ダム工学会賛助会員(1口につき1名は会員と同額とします。) |
75,000円 |
同 上 (金浦空港集合者) |
36,000円 |
非会員 |
83,000円 |
同 上 (金浦空港集合者) |
44,000円 |
なお、空港税・空港施設使用料・航空保険料・燃油サーチャージ料(今後変更の可能性があります)として別途9,300 円がかかります。(金浦空港集合者は不要)。(いずれも定員30名の場合です) |
※1 請求書、内訳書、領収書が必要な場合は事務局にご請求ください。 |
※2 参加会費についての問い合わせ等は現地見学会事務局までお尋ねください。 |
8.申込締切
9月30日(木)
(締切日までに定員に達した場合は、その時点で受付終了)
締切日以後の参加取消は出来ません。他の会員との交替参加をお願いします。 |
9.申込先
〒104−0061 東京都中央区銀座2−14−2(銀座GTビル)
(財)日本ダム協会内 ダム工学会現地見学会小委員会事務局
電話03-3545-8361 FAX.03-3545-5055
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10.申込方法
参加希望者は下記申込用紙に記入し、FAXで申し込んでください。
申込用紙ダウンロード → |
(1) |
会費振込先:みずほ銀行銀座中央支店(店番号125)普通口座1409501
口 座 名 義:ダム工学会現地見学会(申込手数料は払込人負担)
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(2) |
入金を確認次第、参加証を送ります。参加証は見学会当日、ご持参ください。 |
(3) |
参加者は原則としてダム工学会会員としますが、非会員も可とします。
なお、申込み後の交代は会員ならば可とします。 |
11.お
願
い
今回の見学会の参加募集については、ダム工学会ホームページ及び各事業所のダム工学会会員連絡担当者への本案内送付によりお知らせいたします。連絡担当者は本見学会開催についてダム工学会ホームページを参照するよう、各事業所の会員に電子メールで周知してくださいますようお願いします。
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※開催案内ダウンロード
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