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第45回ダム現地見学会 開催報告

 

現地見学会小委員会 事務局

 第45回ダム現地見学会は、一般社団法人日本大ダム会議とダム工学会との共催で、令和元年10月17日(木)〜18日(金)に開催しましたので報告いたします

1.概 要
 今回の見学会団長は、ダム技術専門家 藤澤侃彦様に依頼し、日本最大の貯水面積を持つ雨竜第一ダム(北海道電力)と、現在既設ダムの嵩上げ工事が進められている北海道の新桂沢ダム(北海道開発局)を視察しました。
 1日目に見学した雨竜第一ダムは、昭和18年に雨竜電力鰍ノよって雨竜発電所の貯水池として建設され、朱鞠内道立公園内に位置しています。雨竜発電所としては、石狩川水系雨竜川の本流、太金別川をせき止めた雨竜第一ダム(朱鞠内湖)と、支流の宇津内川をせき止めた雨竜第二ダム(宇津内湖)からなり、雨竜第二ダムの水は連絡水路を通して、雨竜第一ダムに注がれています。現地では、戦前に建設されたダムの構造と管理状況の説明と監査廊内の見学が行われました。なお、雨竜第一、第二ダムでは、国土交通省によってダム再生に関する調査が着手されおり、今後の展開についても多くの質問がありました。
 
写真1 雨竜ダム見学状況

 2日目に講演・見学した新桂沢ダムは、昭和32年に完成した北海道で最初に建設された多目的ダムで、62年が経過しました。このダム堤体を11.9m嵩上げるに際し、実際に設計を担当した日本工営森部長から設計時に気を付けた点を、施工を行った鹿島・岩田地崎・伊藤共同企業体福井所長から施工時に苦労された点を講演していただき、最後に再開発事業の技術的課題のテーマで藤澤様から講演していただきました。2日目の講演からは、ダム工事総括管理技術者会も加わり、様々な角度から質疑が行われました。また、講演の後に実際に新桂沢ダム施工現場の見学行ったことで、これまで以上に活発な質疑が行われ、ダム再生に関する見識を深めることができたと思います。
 
写真2 講演会(ダム技術専門家 藤澤侃彦様)

 本見学会では、ダムの設計や施工を専門とする若手からベテランまで幅広い層の方々にご参加いただきました。ダム再生着手時の古いダムの状況、設計・施工の苦労話、建設中のダム現場で推進される再開発施工現場での工夫など、ダム再生事業一連の流れに関する知識を深めることができた点でも有意義な見学会だったという声もいただきました。


2.参加者

 藤澤団長以下、47名の参加を頂きました(小委員会事務局幹事を含む)。参加者の内訳は、大学1名、財団2名、電力会社5名、ゼネコン・メーカ15名、コンサルタント24名となっています。

3.見学場所

  雨竜第一ダム(再生前) 新桂沢ダム(嵩上げ工事
所在地 北海道雨竜郡幌加内町朱鞠内 北海道三笠市桂沢
目的 P
流域面積 368.5 km2
有効貯水容量 963 千m3
FNWIP
流域面積  446.2 km2
有効貯水容量 136,400千m3
型式 G
H=45.5m
L=216m
V=188,000 m3
G
H=75.5m
L=397m
V=595,000 m3
管理者 北海道電力株式会社 北海道開発局
施工者 飛島建設 鹿島建設、岩田地崎建設、伊藤組土建

4.行程
日 程 行程
10月17日 13:30  旭川空港 出発
15:30  雨竜第一ダム 現場見学
18:00  宿泊ホテル 到着
(宿泊先)士別inn 翠月
10月18日 09:00 再生関連工事講演(於 宿泊ホテル)
10:30 宿泊地 出発 (移動途中、昼食)
13:30 新桂澤ダム着 現場見学
17:00 新千歳空港 着 解散

 

5.見学報告
  (1) 雨竜第一ダム 2月掲載予定
(2) 新桂沢ダム 2月掲載予定

 

6.謝辞
 今回の見学会を通じて、北海道電力株式会社、北海道開発局、鹿島建設・岩田地崎建設・伊藤組土建共同企業体の皆様には、ご多忙の中、多大なご協力を賜りました。ここに厚く御礼申し上げます。
 
 写真3 新桂沢ダム下流での集合写真(ダム工事総括管理技術者会合同)

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