一般社団法人ダム工学会
 
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行事報告

第18回現地見学会の開催について(報告)

現地見学会小委員会

 

 第18回現地見学会を下記のとおり実施し、無事終了したので報告します。

 

 

1.期 日 : 平成12年6月29日(木)、30日(金)

 

2.見学ダム : 水資源開発公団滝沢ダム、浦山ダム、東京都水道局山口貯水池

 

3.参加人員 : 総員45名

  内  訳 : 会員35名(原田讓二団長、一般会員34名)、

        入会手続中10名

  分野別 : 起業者職員 6名、公益法人 5名、建設コンサルタント 8名、

        メーカー 1名、建設会社 26名

 

4.会    費 : 一般会費  29,000円

 

5.収支会計 : 収入合計 1,276,000円

         支出合計 1,210,693円

         収支差額 65,307円 はダム工学会会計繰入。

 

6.見学状況 :

 提供された現場技術資料に基づいて設計・施工状況その他の概要について説明を聞き、現場、施設設備を見学し、質疑応答した。
見学会の開催主旨を踏まえた現地事業所の親切丁寧な説明と、原田団長の指導・助言を得て、参加者の今後の業務に参考となる話を聴くことができた。

 

7.報 告 文 :参加者の報告文を「ダム工学ニュース」本号に掲載した。

 

8.反省事項 :

 

<見学ダム>

 今回は工事中の滝沢ダム、供用・管理中の浦山ダム、既設ダムの耐震補強工事施工中の山口貯水池と、計画・設計・施工の各分野からの参加者の問題意識や関心に沿った見学ができたものと考える。ただ、滝沢ダムについては再度、本体工事・骨材採取工事・施工設備について見学する機会を設定することが必要と思われる。

 

<現場見学>

 事業者、施工者の説明ともにダムごとに特徴や課題の重点を捉えていて参考になった。

 

<質   疑>

  見学ダムの課題と工法などについて施工の実際を現場見学で確認することができたが、見学行程の時間的制約から見学・質疑の時間がもう少し欲しく感じられた。

 

<研修効果>

 「コスト縮減」「環境」など今後のダム建設工事の考え方と具体的対応、地域の歴史や文化への貢献、社会経済的責任などについて、現場の具体的事例を材料にして学・官・民の参加者で討論する時間・場がもっとあればさらに良いと思われる。
 

<参加会費>

  公務員も含め会員がより参加しやすい方法や会費の設定などを検討し、企画する。

 

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【見学記】

 

  滝沢ダム

 

  浦山ダム・山口貯水池

 

 

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