行事報告
現地見学会小委員会
第19回現地見学会を下記のとおり実施し、無事終了したので報告します。
記
1.期 日: 平成12年11月1日(水)、2日(木)
2.見学ダム: 石川県・九谷ダム、福井県・永平寺川ダム、北陸農政局・桝谷ダム
3.参加人員: 31名
内 訳:竹林征三団長・コーディネータ、一般会員26名、
入会手続中4名
分野別:大学教授1、起業者1、公益法人2、建設コンサルタント5、
建設会社22名
4.会 費: 一般会費 29,000円
5.会計収支: 収入合計 870,000円、支出合計 745,093円
収支差額 119,307円はダム工学会会計に繰入れる。
6.見学状況
現場技術資料に基づいて計画・設計・施工概要について説明を聞き、現場施工状況、施設・設備を見学し、計画・設計・施工の疑問点・課題について質疑応答した。
見学会の開催趣旨を踏まえた現地事業所の親切丁寧な説明と、3ダムに計画段階から詳しい竹林コーディネータの蘊蓄ある指導・助言を得て、参加者の今後の業務に参考となるダム計画・設計・施工技術などについて見学ダムの事例を教材にして学ぶことができた。
7.報 告 文: 参加者の報告文を「ダム工学ニュース」本号に掲載した。
8.反省事項
企画時期; 細部決定時期が遅く参加者募集も遅れた。早期に企画を詰め案内・公募する必要。
実施時期; 北陸は11月に入ると雨が多く、現場特にフィルダム見学には10月末までがよい。
見学ダム; 各ダムの設計・施工の特色、魅力、見学ポイントを事前に十分伝える広報必要。
参加者数; 総員31名と従来より少ないが、見学会としてはこの程度の規模が適切と思われる。
所属分野; 発注者、コンサルタントの参加者が少ない。企画、募集時期、事業段階が原因?
企画内容; 計画・設計の観点から水計画、地質、設計等に特徴のあるダムを企画に取り組む。
現場見学; 適切に対応され、課題と工法などについて現場見学で確認することができた。
質 疑; 事前に質問内容を参加者全員に周知させ、質問意欲を刺激する必要がある。
討論交流;
コスト縮減、環境、地域の歴史や文化への貢献、ダム技術者の社会的責任、ダム工学会役割などについて、もっと参加者で討論する時間・場が必要と思われる。
会計収支; 募集経費の低減、現地のご協力、会計努力等により予算より低額な支出で済んだ。
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【見学記】
九谷ダム
永平寺ダム・枡谷ダム
竹林征三 団長から説明された風土/土工/堰堤づくり五訓
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